少し前から耳にする「ZEH」（ゼッチ）。聞いたことはあるけど、なんだろう？
ZEHとは、“ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス”の頭文字をとった略称です。
住宅の断熱性能や省エネ性能を上げ、エネルギー消費量を出来るだけ少なくし、必要になる
エネルギー消費量と同じ量のエネルギーを自ら創り出すことが出来る住宅をZEHと呼びます。
国は2020年に新築住宅の半分をZEH（ゼロエネルギー住宅）にしよう、という目標を掲げています。
【ZEH 3つのキーワード】
●断熱 “ エネルギーを出来るだけ必要としない家 ”
壁や窓に断熱性の高いものを使う。
●省ｴﾈ “ エネルギーをかしこく使う家 ”
一次エネルギー：住宅では暖房・冷房設備、換気設備、照明、給湯などを
省エネ効果の高い設備にすることで消費量を削減する。
●創ｴﾈ “ エネルギーを創り出す家 ”
太陽光発電システム、温水器などでエネルギーを蓄える。
これによって・・・
・地球環境とおサイフに優しい
ZEHにすることにより、光熱費が大幅カット。環境や家計にやさしい。
・カラダにやさしい
断熱がしっかりしていると建物全体が一定の温度で保たれやすくなります。冬の寒暖さで血圧の急激な変化によるヒートショックが発生する原因を防ぐことが期待されます。
・災害時に役立つ
太陽光発電や蓄電池を組み合わせれば、停電時でも必要な電気が稼動できるので安心。
・自然を感じる快適な生活
自然のチカラを利用するパッシブデザイン手法によって光や風の心地よさや太陽の暖かさで四季を感じたり、より快適な生活が送れる。
快適で災害時にも安心、なによりおサイフや地球に優しい住宅にするのが「ZEH」なんですね。
