2018.06.28 Writer:

#002 J’sコラム 住んでから始まる家造り(2)

『住んでからかかるお金の話』

家を建てる、購入する方にとってイチバンの関心事は「予算」ではないでしょうか。理想の家を自分のものにするのにいくらかかるか、またほとんどの方はローンを使われると思いますので、月々いくらまで払えるかが非常に重要になりますよね。

ただ、新築や購入計画の際にもうひとつ金銭面で重要なことは、住んでから住まいに関わる費用がどれくらい必要なのかということ。ローン以外でも税金や光熱費、維持費がかかることをしっかりと試算しておきたいものです。

ここではこの「維持費」について考察していきます。

分譲マンションですと、管理費等のほかに「修繕積立金」という月々の徴収があるのはご存知ですよね。文字通り、居住者がマンションの修繕に備えて積立しておいて、いざ修繕の際にはこの積立金を費用に充当する制度です。

戸建て住宅においては、この修繕積立金という制度はもちろんありません。
所有者が住宅の修繕のために自分でお金を積み立てておかないと、いざ修繕の際の費用を一時的に拠出しなければなりません。貯金等の資産が裕福な方を除いては、かなり厳しい出費になるわけです。

では、戸建て住宅を維持していく費用っていくらぐらいかかるか?

次回はこの金額について紹介していきます。興味津々の方はぜひパソコンの検索で「戸建て住宅 維持費」とか同じく「戸建て住宅 修繕費」などで調べてみるのもオススメします。